ロンドン中心部からほんのちょっと南、ストックウェル駅近くに、
ポルトガル系の移民が経営する店やカフェが集まる地域があります。
ブルが時々仕事帰りに、魚を買う店もここにあります。
土曜日も仕事だったブルと待ち合わせ、ふらりとバーに寄りました。
ポルトガルビールと、タパス(カニのフライ)で一服。
お客さんも大半がポルトガル人。
入口すぐのバーカウンターで、男達がタパスをつまみながらビール立ち飲み
テレビで、ポルトガルのサッカーを観戦中。
奥のテーブル席では、家族連れが食事。
(外にもカフェテーブルが並びますが、まだロンドンは寒い…)
ちっちゃい子連れ、若いカップル、老夫婦など、
老若男女が集う場所。
すっかりポルトガルにいるような感じです。
気取ってなくて、ちとひなびてて、ぶっきらぼうだけど暖かみもあって。
魚介類のメニューの充実が、さすがポルトガル。
これは、レーザー・クラムという、細長い貝のグリル。
レモンを絞って食べると、コリコリした食感。
周りの人の食べてる料理も美味しそう…
当初はビールとつまみだけの予定が、
「夕食も食べちゃおう」と、メインの魚料理を注文しました。
そして、どっさり登場したレッド・マレット。
(日本語でいうと、ボラ?)
そしてこちらがレモンソール (舌平目?)。
シンプルな調理法も日本人の好みに通ずるものがあり、
さすが天ぷらのご先祖様の国ですが、
一人分とは思えぬ量で、さすがの私も持て余し…
でも、レッドマレットを平らげたブルが、ヒラメも半分食いつくし。
負けた、と思いました。