日本からのメールに、新型インフルエンザの話題が増えたようですが、
皆さんお元気でしょうか。
イギリスは患者数が世界でもかなり多い方で、マスクする文化もなく、
もはや学級閉鎖にもなりません。
私たちは今のところ難を逃れておりますが。
さて、具合が悪い時などに食べたくなるもの、
英語でいう、コンフォート・フードって、
育った文化や環境が大きく影響するんじゃないでしょうか。
カリブ系のイギリス人と結婚した日本人の友人は、
「夫は高熱なのに、激辛のカレーとか食べたがり
何をつくっていいかわからなくて」といってました。
食文化のせいか、個人的な資質かわかりませんが。
ブル母は、高齢で在宅介護を受ける身であり、本当に食が細いのですが…
牛肉、ラム肉なら食べる!って感じ。
さすがオーストラリア人、です。
そんな肉食お母さんのお見舞いにいって、一緒に昼食を食べた後は、
帰宅すると、逆にこちらがあっさりしたものを求めます。
そんな時の、ブルの定番のひとつは、
茹でたカリフラワーに、ホワイトソースとチーズをかけ、
軽くオーブンで焼いたもの。
これとビールで、簡単にすませるのが、ひとつのコンフォート。
彼はめずらしく風邪をひいた時なんかは、
ジャガイモベースのスープが好みです。
そして私。
具合が悪かった際、ブルに「何が食べたい?」ときかれ、
「おにぎり」と即答しました。
病気だからということではなく、普段からの大好物。
「一番好きな食べ物は?」と聞かれても、即答です。
自分の最も日本人度の高い瞬間。
そして、ブルがつくってくれた夕食。
おにぎり、卵焼き、酢の物。(2人分です!念のため)
私が以前つくってたのを見よう見まねで、なかなかな味なのです。
前回の記事に引き続き、甘やかされておりますね。
同居して丸3年、ここまできてくれたかと、
感謝感謝と共に、妙な達成感も。