旅の前に、この地域出身のフランス人に食べ物のお勧めを聞いたら、
「リエット・ドゥ・トゥール(Rillette de Tours)」と即答。
豚肉を脂たっぷり煮込んだパテのようなもので、
トゥールという町周辺地域の郷土料理。
到着初日に、早速買ってみました。写真右上がリエット。
これをバゲットに塗って食べるのですが、
前述のフランス人は「これさえあればいい」と断言。
確かに…美味しい!
その他、ハムや日本でいう角煮のようなものなど、豚肉料理が豊富です。
買ったのは、近くの村で、たまたま入った小さな店ですが、
リエットで受賞した表彰状やトロフィーがずらりと並んでました。
その後、近くの大きめの町ソミュール(Saumur)で訪れた専門店。
こちらは、豚足の煮込みで有名で、またまた表彰状がずらり。
日本の雑誌でも紹介された!と自慢していました。
レストランでも‘突き出し’に自家製リエットが出てきますが、
どこも「うちのが1番」な感じです。
帰国後インターネットでレシピを調べると、
バラ肉を野菜やローリエと煮込んでほぐすだけ!
その味加減に日本の「味噌汁」のような差が出るわけですね。
ラードでぴっちり覆って冷蔵庫へ。長期保存もできる。
フランス風お惣菜…ぜひ私も「自家製」に挑戦してみたい。